大坂なおみ選手のWTAファイナルズ出場に続き、錦織圭選手もATPファイナルズに
出場を決めました!昨年8月に右手首を痛めて長期離脱してしまってからというもの
錦織選手はトップ10から後退してしまい、今年はツアーファイナルズは絶望的かな~と
レース・トゥ・ロンドンのランキングを見る度に思っていました。だから、今期後半戦で
怒涛の快進撃を果たしてくれて、優勝こそ後一歩のところで逃してしまうもどかしさの中にも
ロンドンに行くぞ~という錦織選手の強い意志を感じられて胸アツでした。
最終的にレース・トゥ・ロンドンのランキングは9位で補欠でしたが、デル・ポトロ選手が
膝を骨折してしまうというアクシデントで欠場となったため、繰り上がりで出場が決定!
更にはラファエル・ナダル選手も腹部や右足首を負傷しているという事で欠場となってしまい
錦織選手と出場をかけて熾烈な争いをしていたジョン・イスナー選手も繰り上がり出場と
なりました。こう見ると上位の選手は本当に満身創痍、負傷との戦いもあり、テニスは
本当に過酷なスポーツだなという感じです。
錦織君は昨日のATP最新ランキングで9位と遂にトップ10に戻ってきました!!
そして、ジョコビッチ選手も2年ぶりに1位に返り咲いています。ナダル選手も
フェデラー選手も怪我で離脱してから1位まで復帰しているので、錦織選手もそうですが
ビッグスリーの選手は本当に強いですね。
そして、同日、組合せ抽選会も行われ、ラウンド・ロビンでの対戦相手が決まりました。
【グーガ・クエルテン組】
ノバク・ジョコビッチ(31歳・セルビア・1位)
アレクサンダー・ズベレフ(21歳・ドイツ・5位)
マリン・チリッチ(30歳・クロアチア・7位)
ジョン・イズナー(33歳・アメリカ・10位)
【レイトン・ヒューイット組】
ロジャー・フェデラー(37歳・スイス・3位)
ケビン・アンダーソン(32歳・南アフリカ・6位)
ドミニク・ティエム(25歳・オーストリア・8位)
錦織圭(28歳・日本・9位)
ちなみに同じ組になったフェデラー選手との対戦成績は2勝7敗、アンダーソン選手との
対戦成績は6勝3敗、テイエム選手との対戦成績は3勝1敗となっています。
錦織選手は苦手のジョコビッチ選手と別組になったのは朗報かもしれませんが、
フェデラー選手にも最近なかなか勝てていないので、どうなることやら。
しかし、このメンバーを見ると30代のベテラン選手が多いですね!
一番若いのが21歳のズベレフ選手ですが、その次がテイエム選手の25歳で、
28歳の錦織選手は3番目の若さです。繰り上がりのイズナー選手は33歳ですが
初出場で、史上3番目の高齢初出場なんだそうです。
ベテラン揃いのツアーファイナルズ。11日の開幕が楽しみです^^