2年ぐらい前から糖質制限を試みています。
最初の半年ぐらいは順調だったのですが、その後停滞というか現状維持という状態で
それはそれで悪くなかったのですが、最近、なんか色々と崩れてきた気がするので
今一度「糖質制限する」という事について見直してみようと思いました。
糖質制限にひかれたのは乱暴?にまとめると「糖質の摂取量は減らすけれど、たんぱく質や
良質な脂質をきちんと摂る事を意識すれば、後は結構好きな物をお腹いっぱい食べてもOK」
というようなところでした。美味しい物を食べるのが好きなので、美味しく食べながら
ウェイトダウン&体脂肪率ダウンでき、更に健康に良いなら言う事無しな訳で。
炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質です。炭が英語でカーボなので、糖質制限は
糖質を少なくする=ローカーボ、略して「ロカボ」とか呼ばれたりもします。
そして、糖質を摂ると血糖値が上がり、それによってインスリンが分泌される事で
エネルギーとして使われなかった糖を中性脂肪として体に蓄えてしまいます。
その他にも血糖値が一定値よりも高い状態が続けば「糖尿病」。更に最近の研究では
健康診断では正常値で判定される人の中にも「血糖値スパイク」と言って、食事をした
すぐ後の短時間だけ血糖値が急上昇し、その後正常値に戻るという隠れ血糖値上昇のような
動きを見せる場合があると分かってきており、それによって体内の血管が傷つけられると
脳梗塞や心筋梗塞で突然死してしまう事もあるそうです。
つまりまとめると「血糖値上昇をさせない」事が、脂肪を蓄えない事にも健康にも大切で。
3大栄養素のたんぱく質・脂質・糖質のうち「血糖値を上げる栄養素は糖質のみ」。
つまり糖質を摂取する量をコントロールする事で血糖値の上昇値もコントロールできる。
更に糖質を控えると体は体内に貯め込んでいた体脂肪をエネルギーとして使ってくれる
=体脂肪が減る、という嬉しい効果が^^
さて、糖質を摂取する量をコントロール(今回の場合「減らす」)するためには、
現状よりも糖質をカットしていかないといけない訳です。つまり、炭水化物をなるべく
食べないようにするという事ですね。ここでまず、ガクっときました。
何がガクっていうかとですね。
ごはん、パン、うどん、スパゲッティーというような、いわゆる主食は炭水化物の塊。
これを食べないっていう事は、主食その物が好きだから辛い~とかそういう人じゃなくても
外食ではかなり難しいという事。「出された物を残す」という事をすればできるかもですが
個人的にそれはしたく無かったので、行く飲食店が結構ガラっと変わりました。。。
「ご飯大盛無料」「ご飯おかわり自由」こういう文言に魅力を感じなくなりました・・・^^;
ストイックにやろうとすれば外食は難しいので、自炊でがんばる事になった訳です。
それまでだいぶお手軽料理で済ませていたので、主食をなくす=おかずを増やすという事で
買う食材も変えざるを得ないし、慣れない事をするので調理時間も増やさざるを得ない。。。
前途多難だけど、目的のためにはがんばるしかない・・・という、これから登る高い山を
麓から眺めている登山家のような気分でした。。。 (つづく)