プーさん映画を字幕版で観ました

先日から気になっていたプーさんの映画「プーと大人になった僕」。

近所の映画館は吹き替え版しかやっていなかったのですが、探したらちょっと遠出すれば

字幕版をやっている映画館があったので、早速行ってきました!

 

映画館の座席ですが、選べるのであれば真ん中より後ろの方が良さそうです。

というのも真ん中よりちょっと前で観たら最初の方は英語の絵本の文字が上の方にあり

画面下に字幕があり、というのを目で追うのが大変だったのと、普通に座ると少し画面が

大きくて目に負担がある感じだったからです。また、椅子がリクライニングできれば調節できて

良かったのですが、残念ながらそのような機能はついていないので、自分がリクライニングして

ちょうどいい場所に合わせましたが、ちょっと首や肩が凝ってしまったからです^^;

 

さて、映画の方ですが。想像よりもはるかに良かったです^^

胸がギューッと締め付けられたり「あ~、どうして気持ちが伝わらないの?!」と

もどかしくなる場面あり、ニヤリとしたりクスリと笑える場面ありの約2時間でした。

そうか、ロンドンが舞台って事はイギリスだよね~、プーさんはイギリス人(熊?)か!

と途中で気が付きましたが^^;登場人物の英語が時々?イギリス訛りが入っているので

ちょっと聞き取りにくい部分もありました。(「I can」が「アイキャン」ではなく「アイカン」

というような発音になったり。)

 

パンフレットを買って読んでいて気が付いたのですが、プーさんの声のJim Cummings

(ジム・カミングス)さんは、1987年からプーさんの声をずっとやってきているそうです。

映画の冒頭でクリストファー・ロビンの幼少期が出てきて、そこに出てきたプーさんも

クリストファー・ロビンが大人になった時の声と同じように感じたので、プーさんが年を

とった感を出しているという話を事前に聞いていましたが、そうなのか?と思って観ていました。

でも、パンフレットを読んだ後、そんなに長くやっているならイギリスの人にとって

プーさんは日本人のドラえもんみたいなものかな?ずっと変わらず「あーこれがプーだ!」って

感じるものなのかもしれないなと思いました。

 

そして、このジム・カミングスさんは何とティガーの声もやっているんだそうです。

プーさんとティガーはキャラが違っていたので、全然気が付きませんでした^^;

字幕版を観る場合は、プーさんとティガーの声に注目して観てみるのもいいかもですね^^

 

それにしても、プーさんと仲間たちはぬいぐるみなんですが、アップで映っても

長年可愛がられたぬいぐるみにありがちな、ちょっとくたびれた感のある毛並とか

少しはげた感じとか、すごく臨場感がありました。更には目とかの表情もちゃんと

変わるので、プーさんが悲しそうな顔をしている!とか本当に手に取るように分かります。

CGも使っていると思いますが、どうやって撮影したのかも興味津々です。

 

ストーリーとしては「Doing nothing often leads to the very best something.

(「何もしない」って最高の何かにつながるんだ)」という冒頭から何回か出てくる

この言葉が重要な意味を持っていて、最後は「そうくるか!」と爽快感を感じました。

 

プーさんとクリストファー・ロビンの劇中の会話にはところどころ「ありのままでいい」

という事を感じさせるセリフが散りばめられていて、忙しい日々を過ごしていたり

悩みを抱えている人の心の琴線に触れるであろう、とても癒される素敵な映画でした。

吹き替え版はどんな感じなのかな?堺雅人のクリストファー・ロビンは本当に半沢直樹

みたいなのか?とちょっと気になってきました。プーさん何回観ても良いかもです。