「ボーッと生きてんじゃねーよ!」というツッコミでおなじみのチコちゃんが
どうやら年末の紅白歌合戦に出場内定したらしいという話。
「チコちゃんに叱られる!」を初めて見たのは、土曜日の朝ドラを見終わって
そのままボーっとしていた時。てっきり土曜日の子供向け番組のようなものかと思っていたら
土曜日朝は再放送で、本番は前日金曜日のゴールデンタイムだったと後日知りました。
チコ「ねー、ねー、岡村~。なんでぇ●●は▲▲なの?」
岡村「え?●●が▲▲? ん~、■■だから?」(ハズレの回答を言う)
チコ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」(顔が巨大化して赤くなり湯気のような蒸気を出す)
ボーッと何となくテレビをつけたままにしていたので自分につっこまれた気分。
なんじゃこら?!と見ていたら、これが面白い。
昭和臭が漂う髪形の5歳の女の子キャラのチコちゃんは、いつも素朴な質問をしてきます。
「新幹線はなぜ青と白なの?」「なんでカラオケをする時、小指がピーンってなるの?」
え?そんな事、考えたことなかったよ・・・^^;という事ばかり。
で、大人のゲストはこうなんじゃないの?という仮説を話しますが、99%検討違い。
そして、チコちゃんに叱られると。その後、チコちゃんはわりとすぐに正解を教えてくれて、
スタッフの人が専門家の人に話を聞きに行くと「チコちゃんは5歳なのにすごいね~、
よくこんな事知っているね~。」というノリで正解の根拠を語ってくれるという流れ。
途中で、BGMと共に流れるベテラン女性アナウンサーの森田美由紀さんが
「そんなことも知らずに、やれ●●だとか、▲▲などと言っているニッポン人の
なんと多いことか!」とか「今こそ全てのニッポン国民に問います。」という
上から目線風なナレを坦々と語るのもツボ。
チコちゃんがつっこむ時は、顔が巨大化して色も変わり、蒸気も出てくるので
てっきり全部CGでできているのかと思っていました。いないチコちゃんを相手に岡村くんと
ゲスト達は演技がうまいな~と思っていたのですが、実は「チコちゃん」は収録現場にちゃんと
「いる」のだと。そしてチコちゃんの声は収録した後にアテレコで付けるのではなく、
実際にその場でチコちゃん(キム兄こと木村祐一さん)がしゃべっているのだとか。
そう言われてからよく見ているとチコちゃんの黒目には会場内のライト?か何かが
時折映り込んでいるようにも見えます。でも、くるくる変わる表情はやっぱりCG?
そこら辺の細かい仕様は企業秘密なんだとか。
でも、先日、NHKと日テレがコラボした時、チコちゃんが生放送で登場していました。
後姿がわかめちゃんのようなちょっとかりあげの着ぐるみ?いえ、女の子が!
その際「ボーッと生きてんじゃねーよ」のセリフはテロップでちゃんと出てきましたが、
さすがに顔が大きくなったり赤くなったり表情が変わったりはしていませんでした・・・^^;
でも、トークは動きとピッタリあっていたのでキム兄はさすがです!
今思うと、紅白の生放送に耐えられるかの試験的要素もあったのかなぁと。。。
チコちゃんが生放送で出るのは楽しみですが、いつものようなくるくる変わる表情が
なければちょっと微妙かもと思ったり。それ以上の素朴な疑問としては、チコちゃんは
5歳だから、ポニョの時の大橋のぞみちゃんとか、マルモリの時の芦田愛菜ちゃんみたいに
20時までしか番組に出られないのでは? じゃあ出番は最初の方?とか妄想しております。